青少年の体力事情、知っていますか?

スポーツ庁のホームページ(http://www.mext.go.jp/sports/)に平成27年度体力・運動能力調査結果が掲載されました。

 

青少年の体力水準は昭和60年頃をピークに低下してきていましたが、ここ数年は横ばい、もしくは緩やかな向上傾向にあるようです。

 

長期的にみると,握力及び走,跳,投能力にかかる項目は,体力水準が高かった昭和 60 年頃と比較すると,中学生男子の 50m走及び高校生男子の 50m走を除き,依然 低い水準になっている。

なお,新体力テスト施行後の 17 年間の基礎的運動能力をみると,男子の握力及びソ フトボール投げについては,低下傾向を示している。

しかし,持久走,立ち幅とび,ハ ンドボール投げでは,一部の年代を除いて,横ばいまたは向上傾向がみられる。

さらに,上体起こし,長座体前屈,反復横とび,20mシャトルラン,50m走ではほ とんどの年代で向上傾向を示している。

新体力テスト施行後の 17 年間の合計点の年次推移をみると,ほとんどの年代で,緩 やかな向上傾向を示している。

平成27年度体力・運動能力調査報告書(スポーツ庁健康スポーツ課)より抜粋

 

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体力の低下に歯止めがかかったことは良い傾向で、文科省や各地域の教育委員会等の対策が身を結んできた結果なのかなと感じています。

ただ、やはり昭和60年頃の体力にはまだまだ及ばず、運動頻度が高い子どもと運動頻度が低い子どもの二極化が顕著になってきています。

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是非週に3日以上は何らかの運動を行うことを目標にして、体力の向上を図りましょう!

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