もうすぐリオオリンピック~なるか12年振りの団体金メダル~
いよいよ2016年8月5日にリオオリンピックが開幕です!
体操好きの私の注目は、何と言っても体操男子の団体総合。
前回団体で金メダルを取った時のアテネオリンピックは、ちょうど大学生の時で、体操部の仲間たちを一人暮らしの自宅に呼んで、明け方にめっちゃ興奮したのを覚えています。
キーとなる選手は
前回のロンドンオリンピックで跳馬でケガをしてしまった、山室選手がキーとなる選手かなと予想しています。
おそらく鞍馬・つり輪・跳馬で演技する事が予想されますが、日本のウィークポイントであるつり輪でどこまで得点が稼げるか。
ライバルの中国はつり輪に強い選手が揃っているので、どこまで点差を縮められるかは、山室選手の出来栄えにかかってくるのではないでしょうか。
体操の得点について
体操と言えば「10点満点!」というのももはや過去の話。
2004年のアテネオリンピックの後に大幅なルール改正がなされ、2006年に10点満点のルールが廃止され、上限の得点がないルールになりました。
2016年現在のルールでは、
Dスコア・・・どれだけ難しい技を実施する事ができるか
Eスコア・・・どれでけ正確に技を実施するか
この2つのスコアの合計したものが選手の得点となります。
Dスコアは技の難しさに応じた点数が加算されていくので、上限はありません。
一方Eスコアは10点満点からの減点方式で、欠点(ミス)があればあるほど得点が少なくなります。
そのため、どれだけ難しい技をたくさん実施しても、その出来栄え点であるEスコアが低いと、高得点は望めません。
日本の選手はこのEスコアの得点がとても高いという特徴があり、世界的に見ても「日本の体操は美しい」と言われています。
テレビなどで観戦の際は、是非こういったDスコアとEスコアも注目してみて下さい!!
“もうすぐリオオリンピック~なるか12年振りの団体金メダル~” に対して1件のコメントがあります。