スポーツを生業とする覚悟~兵庫生と死を考える会に参加して①~

平成28年7月2日(土)「2016年度 兵庫生と死を考える会 講演会」に参加してきました

 

サッカー元日本代表監督の岡田武史さんが講師をされ、約2時間半にわたって様々な講演をして頂きました

 

今回のテーマは

第一部は「スポーツ選手の喪失と悲嘆」

 

第二部は「ジュニア育成指導者に求められること」

 

第一部は「喪失と悲嘆」というやや重苦しいテーマでしたが、代表監督時代の裏話や経営者としての話がメインでした

 

 

その中の話で興味深かったのは「覚悟」を持って取り組むことが大切ということ。

 

 

W杯出場権をかけた試合をどう戦うか

 

選手の一生を左右する日本代表をどうやって決めるか

 

会社を経営する上でどうやったら選手や社員に給料を払えるか

 

 

どのような時も覚悟を持って、最終的には自分の直感を信じて行動してきたとのこと。

 

その直感を岡田監督は「遺伝子にスイッチが入ったような感覚」と表現されていました。

 

おそらく相当のプレッシャーと闘いながら、覚悟と信念を持って取り組まれてきた結果が、1998年のW杯初出場であったり、2010年のW杯ベスト16進出なのだろうなと感じました。

 

そして講演の中で、どれだけ周囲からのプレッシャーがあろうと、家で待っていてくれる家族の存在が救いになったのだろうという話もされていました。

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どれだけ周りが敵だらけであっても、少なくとも家族は自分の事を信じて支えてくれる。

 

そんな存在がいることがプレッシャーを乗り越える方法であり、今回の講演のテーマであった「悲嘆」を感じないための方法なのかなと思いました

 

自分自身も「これでいいんだろうか」「こんなことをして、周りからの反感を買うのではないだろうか」と思うことはたくさんあります。

 

そんな中で自分を支えてくれる周囲の方々や、何より家族が側にいてくれることが、新たな一歩への活力となっています

 

スポーツを生業とする覚悟を持ちと、それができている自分の環境に感謝して、これからのスポーツクラブの活動に活かしていきたいと思いました

 

第二部の講演の内容と感想はこちらから

 

 

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