スポーツ指導者としての心構え~兵庫生と死を考える会に参加して②~
平成28年7月2日(土)「2016年度 兵庫生と死を考える会 講演会」に参加してきました
第二部のテーマは「ジュニア育成指導者に求められること」
スポーツをする上で右肩上がりに成長をしていく選手はまずいません。
上昇と下降を繰り返しながら、トータルでみると右肩上がりに成長しているように見える、というだけのこと。
自分が体操を指導している上でも「前はあの技できたのに、今はできなくなってる」という事が良く起こります。
しかし、これは当然の事であって、できなくなったからといって諦めてしまうと、成長は横ばいまたは下降していってしまいます。
そこから諦めずに練習を続けることによって、再び上昇していくことができます。
「ジャンプをする前には膝を曲げて沈み込むのと同じ」という言葉を岡田氏が言っていたのが印象的でした。
選手が文字通り落ち込んだ時は、やがて来る上昇のチャンスと捉える事が大切
そして指導者は、選手に粘り強く寄り添うことが必要であると感じました。
一方的なおしつけや思い込みではなくて、選手自身が成長していくためのきっかけや気づきをどれだけ与えてあげられるか
ジュニア育成指導者に求められる役割を意識し、たくさんの子どもたちが成長していくための活動を続けていきたいと思います
最近身体が大きくなり、以前より身体の切れが悪くなっているように見えます。逆にパワーは強くなっています。HJSA の保護者プログラムで教わった成長期の身体の変化が表れて来ているのか?本人が怠けて楽な動きをしているのか判断に苦しみます。でも常にやる気のなくすような批判的な言葉は使わないようにしています。希望は、私と嫁さんと祖母の誰かがその場、その場で子供の弱音や本音、気分転換が出来る役になるようにしています。
橋本様、コメントありがとうございます!
お子様に色々なスポーツや運動を経験させられていて、いつも家族一緒に活動されていることが本当に素晴らしいと思います!
今回の講演会の中で、子どもにすぐに答えを教えてしまいがちになるが、子ども自身が考え・実行し・成功や失敗を繰り返す中で「気づき」を抱くことが大切とも話をされていました。
どうしても結果や成果をすぐに求めると「こうしたらいいんや!」とか「何でこれができひんのや!」と思ってしまいがちですが、側に寄り添って見守る・導くという姿勢が指導者にしろ保護者にしろ必要なのかなと思います。