運動嫌いの子どもから学ぶこと
今日は体育の家庭教師(個人指導)を今年の6月から行っている生徒さんの最後のレッスンでした
小学校3年生のTくん
今まであまり外で遊んでこなかったようで、ダッシュをしてもつまずいて転んで、
ボール遊びをしても挟むようなキャッチしかできなくて、飽き性で、疲れやすくて、
諦めが早くて・・・
できない所に目をやると数えきれないほどの点があったんですが、きっと
「なんでこんなこともできないの!?」というようなことをたくさん言われてきて、
運動自体が嫌いになったんだろうなーと思いました
できていること・できるようになったことをたくさん見つけてあげて、
たくさん褒めてあげる事を心がけていたのですが、いかんせん飽きっぽくてすぐに
気が散ってしまう性格
そこで「今日の練習メニューはこれね!」とこちらから提案したことをするよりも、
木登りとかブランコとか、まずはその子が自分からやりたいと思って遊びはじめたことを
きっかけに、運動を展開していきました
人から言われてイヤイヤすることよりも、自分で興味を持ったことであれば継続できるし、
まずはこの子が何に興味を持っていて、何が得意で、どんな時に楽しいと感じるのか、
一人一人の子どもの気持ちになってみることが何よりも大切だと感じました
そして、運動を教える先生という立場以上に、一緒に遊んで楽しいお兄さん的な
立場に立つことが「この人と遊ぶの楽しい!運動ってもしかしたら楽しいのかも!」
って思ってもらえるんじゃないかなー
最後まで「別に・・・」とか「いやー・・・」といったはっきりした返事ができないままでは
ありましたが、少しずつ笑顔で運動している様子が見られて、ちょっとは運動の楽しさが
伝わったかなと嬉しく思いました
今後は民間のスポーツクラブのサッカー教室に通うことにしたとのこと
今回の経験を元に、もっともっと体を動かして運動が好きになってくれたら嬉しいな
すこっちスポーツクラブでは子どもから成人までの個別指導を随時承っています
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